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お年寄りから習える大事な智慧

  • MINDSAMBO
  • 5月26日
  • 読了時間: 3分

これまで「習い事」を通じて、時間をかけて技術を磨くことの価値をお伝えしてきました。実はここには、もう一つ、人生を左右する極めて重要な「マインドの訓練」が隠されています。

それは、「未来を観る力」を養うということです。

1. 「未来を考える力」も、練習で育つ

最初から何年も先の未来をイメージできる人はいません。それは、楽器を触ったその日に名曲が弾けないのと同じです。

最初は「数時間後の食事」や「明日の遊びの約束」でもいい。大切なのは、今この瞬間だけでなく、「今より少し先の未来」に思考を飛ばす習慣を持つことです。

それができるようになったら、3日先、1週間先、1ヶ月先へと、自分が考える「未来の距離」を少しずつ遠くへ伸ばしていきましょう。これはマインドの筋トレです。

2. スケジュール帳を「なりたい姿」で埋める

ここで言う未来を考えるとは、単に手帳に予定を詰め込むことではありません。

「自分が未来でどうなっていたいか」を予約することです。

どんな自分でありたいか

何を手にしていたいか

どんな景色を見ていたいか

考えていてもすぐに実現しないからといって、諦める必要はありません。「もっと早く達成するにはどうすればいいか?」とまた考え、実行する。未来を見据えながら、同時に「今」という瞬間に全力を尽くす。 この二重の視点こそが、夢を現実にする脳の使い方です。

3. 音楽が教えてくれる「未来と現在の共鳴」

楽器を演奏する人は、今出している音よりもずっと先の楽譜を常に追いかけているといいます。

頭の中に「未来に響かせるべき音」の設計図があり、そのために今、指をどう動かすべきかに全神経を集中させる。この「未来のビジョンが今の行動を決定する」という脳と身体の使い方は、まさにコーチング的な夢の叶え方そのものです。ピアノや音楽を習うことが素晴らしいと言われる理由は、ここにもあります。

4. 習い事の代わりにできる「最高のコーチング」

もし、習い事を始めるのが少しハードルが高いと感じるなら、ぜひおすすめしたいことがあります。

それは、おじいちゃん、おばあちゃんと過ごす時間を増やすことです。

お年寄りと会話をし、一緒に遊ぶこと。それは子供たちにとって、自分よりも数十年、一世紀近い「長い時間軸」を生きてきた存在と触れ合う貴重な体験になります。

お年寄りは、スマホのような即時的な反応はしないかもしれません。しかし、そのゆったりとした時間の流れ、積み重ねてきた経験、そして「子供の未来を想う眼差し」に触れることで、子供たちの脳は自然と「目先の刺激」を超えた、より高い視点(抽象度)を学び取ります。

「未来の音」を聴きながら、今を奏でる。

お年寄りが持つ「知恵のバトン」を受け取りながら、自分の足で歩き出す。

そんな世代を超えた繋がりの中でこそ、子供たちはSNSやネットのおすすめなどのアルゴリズムに支配されない、自分自身の本当の未来を描き始めることができるのです。

 
 
 

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