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アファメーションには事前準備を

  • MINDSAMBO
  • 4月12日
  • 読了時間: 4分

アファメーションを効果的に使うには、まず脳を「リセット」することが不可欠だと前回の記事で述べました。


今回は、その「初期化」の具体的な方法について考えていこうと思います。


多くの人が「自分はこういう人間だ」というセルフイメージに縛られ、そのためにいつも同じような悩み事が目の前の世界に現象として現れ、そこから抜け出せずに苦しんでいたり、またはそれが当たり前だと慣れてしまっていたりしています。


だけれども、そのセルフイメージの正体を知れば、絶望する必要などどこにもないことが理解できると思います。


1. あなたのセルフイメージは「他人の言葉」でできている


驚くかもしれませんが、あなたが「これが自分だ」と信じている性質のほとんどは、過去に親、教師、友人、あるいは社会から投げかけられた「情報の残骸」に過ぎません。


「お前は飽きっぽい」「お前は数学が苦手だ」「お前はリーダーには向かない」……。 こうした外部からの評価を、そうなんだと自分が受け入れてしまい、脳が「真実」として採用し、強固な臨場感を作り上げているだけなのです。


それは自分自身の自我とも言えますし、コーチングではコンフォートゾーンと呼ばれ、今までの自分が自分自身のことをどんな人間か決めている仮の姿に過ぎません。


つまり、それはあなたそのものではなく、単なる「情報の集積」なのです。


2. 「自分など、どこにもいない」という解放


もし、あなたのことを他の人に詳しく説明して下さいと言われたら「今のあなた」をあなただけのことで説明するものは何があると思いますか?


実は、何一つ説明が出来ないのです。 あなたが「自分」だと思っていたものは、名前も、職業も、親の子供であることも、すべて『誰か・何か』との関係性でしかありません。


あなたという存在は、周囲との関係性や過去の記憶という「情報のネットワーク」の中にしか存在しないから、それを使うことでしか説明出来ないのです。


「自分という固定された中身(実体)」は、どこを探しても見つからない。これが「脳のリセット」であり「空(くう)」だと理解することがまず第一歩です。


「自分は空っぽである」と認めることは、無価値感のような虚無に陥ることでは決してなく、むしろ、「何にでもなれる無限のスペースを手に入れる」という、究極の解放なのです。


3. スコトーマを外す「止」の力


もしも、今の自分をリセットできないとしたら、その最大の理由は、脳が「今の自分」を守ろうとして、変化に必要な情報を隠しているに違いないです。これが皆さんご存知のスコトーマと呼ばれる盲点のことです。


このスコトーマを外すには、「どうせ無理だ」「変わるわけない」「世界なんてこんなものだ」という湧き上がってくる感情や思考を、ただの「脳内の電気信号」として客観的に眺めて、情報に振り回されていた自分を、一歩高い視点から眺める軍師のように、一度マインドを波風のない静かな状態へと「停止」させる必要があります。


「あ、今、過去のデータが再生されているな」と、あなたが自分の中にいる自分によって認識した瞬間、そのデータはあなたを縛る力を失います。


大事な事なので繰り返しになりますが、それには、まず感情の波を沈めてあげる必要があります。



リセットは「破壊」ではなく「自由」への切符


「今の自分」という古いOSをアンインストールすることを恐れずに、 現状の延長線上に未来を描くのをやめたとき、どんな巨大なゴールでも描き込める広大な空地を、あなたは手に入れるでしょう。


アファメーションという「新しいプログラム」を走らせるために、まずはじめにヤル気スイッチならぬ「初期化ボタン」を押し、マインドの静寂を取り戻すことです。


そこからすべてが始まります。


もし今、うまくいかない事があるなら、それは才能がないからではなく、古いデータが残っているだけなんだと思って下さい。


もし今、不安や悩み、恐怖で感情がぐちゃぐちゃになるようでしたら、可能な限り安全で落ち着ける場所を見つけて下さい。


まずは心を静かに保てることが大事です。


大丈夫、あなたなら大丈夫だから!



 
 
 

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