理想の自分を言葉にするだけで、人生が変わる
更新日:5月8日
「理想の自分を言葉にするだけで、人生が変わる」
そんなアファメーションの触れ込みを信じて、毎日鏡の前で唱え続けている人は多いでしょう。
しかし、「一時は気分が良くなるが、現実は1ミリも動かない」という壁にぶつかっている人はいませんか?もし、これを読んでたら解決の一助になるかもしれません。
それは、あなたがやっていることが「アファメーション」のようで「アファメーション」になっていない可能性があります。
今日は「アファメーション(自己宣言)」が、もしかしたら「自己暗示」や「気休めの催眠」になっていませんか?というお話です。
1. 「上書き」という名の自己欺瞞
「自己暗示」の本質は、現状の自分に「嘘」をつくことじゃないかと考えています。
「私は年収1億円だ」「私は自信に満ち溢れている」と唱えるとき、あなたの無意識(脳)の奥底では「いや、実際は違うよね?」って囁き掛けてくるのです。
この内部表現の衝突を無視して言葉を重ねるのは、古い汚れて破れたガタガタの壁紙の上に、無理やり新しい紙を貼るようなものです。
いくら「相(うわべの形やラベル)の上書き」を行なっても下地が整っていないガタガタの状態ならば、どんなに美しい壁紙もデコボコしたり、すぐに剥がれ落ちることになってしまいます。
「自分ってこういう人間」というのが変わらないままに、自分とは違う人間の行動をしている。そこには本当の自分はこれじゃないという違和感が芽生えます。 結局、物理世界での変化は、自分の内面から生まれて外側に広がっていくので、内面が変わっていない状態で外側の物理世界を変えようとしても、一時的な効果でしかなくなってしまうのです。
「暗示」や「催眠」が長続きせず、『また、あの先生に観てもらわなきゃ…』なんてことになるのです。スピリチュアルの沼にハマる人にも多いかもしれません。
私は、そういう人たちを否定したい訳ではありません。その助けが必要な人は絶対いますし、今は前に進むためにその助けが必要だったんです。いつか一人で立ち上がるために。
2. 「初期化」なくして再構築なし
コーチングで使用するアファメーションは、言葉を吐き出す前に、まずは「徹底的なリセット(空)」を行います。
「今の自分は、過去の記憶や他人の評価というゴミで積み上げられた、ただの情報現象に過ぎない」と見抜くことです。
今の不遇も、自信のなさも、固定された実体などどこにもない。 この「自分という存在の初期化」というステップを挟むことで、脳には初めて、新しい未来を書き込むための「空白」が生まれる。この空白こそが、アファメーションを機能させるための土壌になるのです。
3. 「依存」から「主権」へのパラダイムシフト
暗示や催眠、あるいは一部のスピリチュアルなワークは、あなたを「救われる側(客体)」に留めようとするものです。
「誰かにかけてもらった暗示」や「宇宙が勝手にやってくれる」という依存心は、あなたのエフィカシー(自己能力の確信)を徐々に削り取ります。
それに対してコーチングのアファメーションは、あなたを「リアリティの設計者(主体)」へと引き上げるものです。
「世の中のものすべてが形なき情報と捉えるなら、私は自分の意志で、この理想のリアリティ(仮の設定)をこの世界に投影する」という、極めて能動的な知性のエネルギーなのだと言えます。

あなたは「信者」か「操縦士」か
自己暗示: 思考を停止させ、目を閉じて、見たい夢を見る。
アファメーション: 思考を研ぎ澄ませ、目を開いて、見たい現実を構築する。
もし「アファメーション」に対してあなたが、誰かに操られる「暗示」の魔法を期待しているなら、アファメーションはあなたの期待を裏切るだろう。 しかし、あなたが自らのマインドの主権(提督の座)を取り戻し、知性によって世界を書き換えたいと願うなら、これ以上に強力な味方は他に存在しないと思います。
毎日、新しい自分に書き換えてもいいんです。 昨日と考えが変わったっていいんです。 自分がしたい、やってみたいと思うなら間違いありません。 大丈夫、あなたならできるよ!

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